#1魚河岸

卸売市場における水産市場のこと。

東京都中央卸売市場として指定されている豊洲市場の水産市場を示す場合が多い。

かつては日本橋、そして築地と、その機能を移してきた。

東京の、日本の、世界の台所としてこれからも隆盛していくだろう。

同義語として[河岸]、[さかな]

関連語として[やっちゃば]

@使用例@

[魚河岸で働きたいならゴルフかサーフィンを趣味にするといいよ。]

[へー、魚河岸って冷凍ピザの取り扱いあるのか。]

-Prejudice-

魚河岸で労働している人間からは不満が多い豊洲市場である。

ひとつはアクセス。

ひとつは機能性。

ひとつは土地。

以前から築地へと仕入れに来ていた寿司屋をはじめとする飲食店からみると、遠くなるだけの移動。

車で訪れる際には、駐車場に入るまで30分!なんてこともざらなので、覚悟する必要がある。

市場に繋がるそれぞれの道路の幅は広いが、交通量は多く逃げ道がないため渋滞に呑まれることがしばしば。

凹凸のない滑らかな通路のおかげで頻発するターレーの横滑り、遅く危険な大型エレベーター、占拠されたフリースペース、駐車禁止の札が貼られた各社の配送トラック。

そして食品衛生のため定温に保たれた半冷蔵庫的機構の建物においては、それにより第三者群は数を殖やすばかり。

土壌に含まれる毒性物質や、地下水のこともそうだが、埋立地という特性のせいか、荷重に耐えきれず陥没し始めている箇所が散見される。

手遅れになる前に対処すべき案件であろう。

労働者については、優しい方が多いが、口の良くない輩がいるのも確かである。

時間に追われて作業している点を考慮することにより、互いに良い関係になれるはずである。

そんな豊洲市場、魚河岸。

一度見学する価値はある。と思われる。

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